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『ダンケルク』など9月に観たい映画たち

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不思議なことに今年は大作映画が次々と公開される年だ。
12月には『スターウォーズ 最後のジェダイ』が公開されるし、10月には伝説のサイバーパンク映画の続編である『ブレードランナー 2049』が公開される。
それも楽しみだが、9月にも観たい映画がいくつかある。
そこで、今回は独断と偏見による観たい映画を4つ紹介したい。

 

9月9日公開『ダンケルク』

まずは『ダンケルク』!9月公開映画でもっとも大作であることは間違いない。
監督は『ダークナイト』三部作、『インターステラー』、いまでもカルト的な人気の高い『メメント』のクリストファー・ノーラン。今作では、第2次世界大戦で実際にあった「ダンケルクの戦い」をモチーフにした戦争映画となる。
「ダンケルクの戦い」とは1940年5月から6月のはじめまで行われた連合軍による撤退作戦のこと。ドイツ軍の侵攻を阻止することができなかった連合軍は、フランス北西にある海辺の町「ダンケルク」へと追いやられていた。そのような中、イギリスの首相であったウィンストン・チャーチルは撤退作戦を指示。40万人の兵をイギリスへと撤退させるため、戦艦だけでなく、民間の舟をも総動員させ、歴史に残る史上最大の撤退作戦とも呼ばれている。
クリストファー・ノーランは、この大規模な作戦を映像化する上で、常に撤退作戦という、いつ敵に襲われるのか分からない緊張感を保ったままにできないか、と考え、その結果、戦争映画でよくみかける状況説明の要素をほとんど省いたと語っている。上映時間もクリストファー・ノーランの映画としてはかなり短い110分であり、これも緊張感持続させるための仕掛けのひとつだという。また、ノーラン監督ではおなじみになりつつあるIMAXによる撮影がおこなれている。
出演に『マッドマックス 怒りのデスロード』のトム・ハーディー、ノーラン監督の映画ではおなじみのキリアン・マーフィーなど。
個人的には、やっぱりIMAXで観たい映画。IMAXというのは、簡単いえば通常の映画館のスクリーンより3、4倍でかいスクリーンで、名前のとおり目の前全てが映像となる上映方式です。もちろんその分、普通の映画との迫力は段違い。ただ、京都には本格的なアイマックスシアターがなく、一番近くても大阪の吹田にあるエキスポシティの映画館になるのです。さすがに遠くてまだ行ったことはありません。これを機に行ってやろうかと企んでおります。

 

9月15日公開『エイリアン:コヴェナント』

あの迷作『プロメテウス』から…、えーっと何年経ちましたかね。
そう、この作品の前作である『プロメテウス』は、非常に微妙な評価だったのです。『エイリアン』シリーズの前日談。第一作以来のリドリー・スコット監督作品ということで期待されていたし、実際に始まってから3分の1くらいまでは、映像凄い!世界観の作り込み半端ない!これからどうなるんだ!とワクワクしていたのですが、途中からだんだんとすごくお金がかかったB級パニックホラーみたいなノリになってきて、とりあえず、シャーリーズ・セロンのあの死に方はどうなのよ!とツッコミをいれざる得ない作品となっていたのでした…。
…そう!その『プロメテウス』の続編が『エイリアン:コヴェナント』なのです!監督はもちろん大巨匠!リドリー・スコット!!前作と一緒!!いやいや、リドリー・スコット監督も御年79歳ですからね。それでいて、年に一本くらい映画撮ってるんじゃないかってもんなんだから、そりゃあもう、凄いとしか言いようがない。いや、冗談抜きで、リドリー・スコット監督の映画に対する姿勢というかスタイルがまったく変わらないのがすごいのです。どんなジャンルの作品を撮影しても、その映像には常にピンと張り詰めた緊張感のようなものが漂っていて、なおかつ常に一歩離れた冷静な視点から観ている。いわばリドリー・スコット監督にしかだせない空気感のようなものがあるのです。
作品にしたって、『プロメテウス』は微妙にしても『オデッセイ』では大ヒットしましたね。
そんな訳で(どういう訳だ?)、我々は歴史の証人として『エイリアン:コヴェナント』を観るのです。いや、観なければいけないのです。

 

9月16日公開『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』

急にアニメとなりましたが、独断と偏見による個人的に観たいものなので、仕方がない。
12年前に放映されていた『交響詩篇エウレカセブン』を再構成した劇場版三部作の第一作です。
映画版がどのようなストーリーになるのか分かりませんが、テレビ版とくらべて設定が色々と変わっている模様です。
主人公レントン少年と、突然現れた謎の少女エウレカと出会うところから始まる王道のボーイミーツガールものといえばいいでしょうか。レントンとエウレカのそれぞれの成長、レントンとエウレカの関係の成長、そしてレントンとエウレカの囲む周りの人達の成長など、王道アニメーションの立場から人間を描くことに真っ向から挑んだ作品です。
そのようなストーリーも去ることながら、今作ではテレビシリーズの映像も取り入れ、いうならばセルフリミックスしたビジュアルにも注目したいですね。テレビシリーズの縦横比と新たに描かれた映像の縦横比は違うのですが、調べてみると敢えてそれは残しているということなので、そのあたりがどのような仕掛けになっているのか楽しみです。

 

9月23日公開(京都)『パターソン』

9月23日公開と書きましたが、これは京都の公開日でして、東京などではすでに公開されているらしいです。
『コーヒーアンドシガレッツ』『ナイトオンザプラネット』などで知られるジム・ジャームッシュ監督の新作『パターソン』。
主役は『スターウォーズ フォースの覚醒』でのカイロ・レン役や『サイレンス 沈黙』に出演した個性派俳優アダム・ドライバー。
パターソン市に住むバス運転手のパターソンさんの変わりない日々を描く…もはや、言葉はいらないだろう。予告を観るといい。だって、僕もどんな映画かしらないんだもん。
どんな映画か、知ってから観るなんて、そんなつまらないことはないだろう?もちろん、知ってから観ても、おもしろい映画なんてたくさんあるさ。結末なんてものは、映画において、ひとつにポイントにすぎない。重要なのは、そこにいくまでの過程をつぶさに観ることが大事なんだ。でも、どのような”中身”なのかを知らないまま観るというのも、大切な映画の見方のひとつだとぼかぁ思うがね。

ということで、9月に観たい僕が観たい映画を4本紹介しました。
上記の映画以外にも、楽しみなのが『この世界の片隅に』のブルーレイが発売されるのです。
本編が楽しみなのはもちろん、映像特典も充実しているようなので、それも楽しみです。
(それにしても、最近ののんちゃんの活躍っぷりはすごいなぁ)

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2017-09-08 | Posted in hakariuri

ライター紹介

西出 元

Nomiru ディレクター、撮影、イラスト、会議中に腹が減ったと晩御飯へと促すことを主に担当。企画が進まない原因の一人。
ディズニーランドとUSJに行ったことがなく、それに対する憧れが高まっていき、ハードルが上がりすぎて逆に行けなくなっているが最近の悩み。
好きなお酒は辛口の冷酒。好きな肴は白子ポン酢。


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