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ノミル編集長、ひとたんの日記です。

20160609 東寺のサギ

東寺にサギが住んでいるのはご存知でしょうか?
僕が東寺の近所に住み始めてから、もう8年くらい経ちますが、その数年後の今から5年ほど前から、東寺の南門の堀にサギが住みついています。

東寺に観光に来た人、南門側を通った人はほぼ必ずこのサギを撮影します。東寺の五重塔よりも先にサギを撮影する人が圧倒的に多いでしょう。

さて、東寺という由緒あるお寺に観光しにくる人たちの心を惑わすサギですが、実は二羽います。二羽、いるんです!たぶん、最初は一羽だけだったと思います。でも、2,3年前に気づいたときには二羽住んでいました。
東寺の南側の九条通りに面している、このお堀は、南門を挟んで、東西に分かれています。近鉄の駅が東側なので、観光客の方はほとんど東側しか歩きません。

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上の写真が西サギ、下の写真が東サギです。

二羽のサギ(いずれもアオサギ)は、この東西のお堀に一羽ずつ分かれて、いつも住んでいます。ある日は、お堀に浮いている小魚を突き。ある日は、鳩に撒かれたパンを鳩から奪って突く。鳩に混じってパンを食べているサギを見ると、なんとなく悲しい気持ちにはなります。が、やはり、大きな鳥なので、大きく人目を引きます。

ここまでは、みんな知っているかもしれません。数度東寺に来たことのある人、近所に住んでいる人は。

 

しかし、あまり知られていない、事実を僕は知っています。
それは、東側のサギの方が、西側のサギに対して、圧倒的に優位である、ということ!

それがどうしたって?イヤイヤ、すごいことです。東西にただ並列で居るように見えて、実は超えられない壁、とんでもなく深い溝、決して覆ることのないヒエラルキーが存在する、ということですよ?それは、まるで、現実の僕たちに、、、

なぜ、それを僕が知っているかというとですね。
先日、前を通った時に、ふと堀の方に目をやると、西側のサギが珍しく中央にある門の近くまで出張ってきていました。僕は、あれ?そういえばあんま見たことない感じだな、と思って足を止めて眺めていました。
その時!東側にいるサギが悠然と羽ばたき、西サギに対して、飛びかかったのです。九条通りの上を旋回しながら庭のサギが追いかけっこです。東サギは空中でも西サギに対してくちばしで攻撃します。そして、堀の一番西側、なんならそこは堀じゃなくて、溝じゃない?っていう場所に西サギが逃げ込み、それを見届けて東サギは悠々と戻って行きました。

 

いつも目にしているサギは、ただ居るだけで、攻撃的な行動を僕たちに見せることはほとんどないので、驚きました。ただ、これ、誰に言っても、「だから?」みたいな顔をされるんですよね。なぜなんでしょうか。

 

さて、明日から、ノミル会席第二回を更新していきます。いよいよです。ぜひ、明日も覗きに来てください。

2016-06-09 | Posted in hitogoto

ライター紹介

伊藤 仁

料理研究家。料理好きのふとっちょ。よくしゃべる。声がでかい。
好きなお酒は不老泉(赤ラベル)。好きな食べ物は豚の角煮。


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