酒とアート、飲むと観るでノミルです

ノミル編集長、ひとたんの日記です。

20180413 カラフル

最近、ゲームバーに対して警告書を送り、ゲームを撤去させる動きが注目されている。
大阪で数店舗が、京都のゲームバーにも、お達しが来ているそう。
コンピュータソフトウェア著作権協会という各ゲーム会社が名前を連ねている、協会。

僕らが月一回人狼会を開催している、四条大宮のアミューズメントbarカラフルにも、そのお達しが来て、検討の末、ゲームは一旦撤去することにしたそう。

ゲームバーという業態がそもそもグレー、訴えがあれば負ける程度に黒目のグレーだというのは、まあ、知ってる。
だから、この著作権協会を非難する、そういうのはどうかと思っている。
ゲーム会社だって、死活問題なんだから。

でも、その上で、思うことがあるので、書いておきたい。

・著作使用料を払わせてよ
音楽を営利利用するときは、JASRACという、個人的にはどうかと思うけど、確かな組織がある。
JASRACにお金を入れれば、音楽を利用できる。
音楽教室で使うことに料金が発生するべきかどうかという問題が起こっていたけど、まあ、著作物である以上著作権者側の要求に従うしかない。それでも、多少のお金を払えば、使えるんだから、今回のゲームバーの問題よりはマシだと思う。
そう、ゲームバーも、JASRACのような、お金を払える仕組みがあれば、払うんじゃないかと思う。
もちろん、各ゲーム会社へ配分する方法、その組織運営。利用する側の利益と鑑みて、適切な価格設定が必要で、その設定が非常に困難なのはわかる。けれど、払う場所がない、というのはどうだろうか。「警告書」なんて、居丈高な形でことを進めるなら、受け皿の方も用意してもらいたいものだ。

・ゲームと出会う形
昔、自分が中高生だった頃、TSUTAYAかVステーションで、ゲームのお試しプレイができて、そこでガンガンプレイして、気に入ったら買う、という形があった。
というか、今はそもそもスマホなどのアプリゲームは無料が基本。これに勝たないといけないのよ。無料でアプリで遊べるのに、ソフトに7000円も払うなんて、よっぽど動機が必要。そりゃあお試しプレイみたいなものができる場所が多くないとダメだと思う。実際に手に取って、やってみれば、アプリで遊ぶのとは違う体験ができるのはわかってるんだから。
まあ、スプラトゥーン2は200万本国内で売れてて、強気になるのはわかる。でも、それだって、ユーチューバーやゲームプロ的な人が一生懸命配信して、宣伝してくれてて、SNSでみんなが進め合って、それで市場が盛り上がってる訳で。
例えば、お酒をバーに飲みに行って、そこでやったことないゲームに出会って、感動して、これを子供に買ってあげよう、とか、誰かにプレゼントしようなんて思うこともあると思う。あったと思う。これから、eスポーツだとかで盛り上がるのはわかってるんだから、それこそスポーツバーみたいに(あれもグレーかも知れんが)、気軽にお店が出せる状況の方が、市場が広がると思う。
盛り上がる場所は増やした方がいい。ゲームバーが、市場にマイナスに働いているなんてことは、ちょっと想像できない。

以上の2つが言いたいことです。
カラフルも、このままだといずれ閉めちゃうことになるでしょうね。それは残念やけど、まあ、そうは言っても仕方がない。でも、そういう積み重ねでゲーム業界の盛り上がりに水を差したくはないと僕は思うけどね。

ちなみに、A帯に落ちてます。

2018-04-13 | Posted in hitogoto

ライター紹介

伊藤 仁

料理研究家。料理好きのふとっちょ。よくしゃべる。声がでかい。
好きなお酒は不老泉(赤ラベル)。好きな食べ物は豚の角煮。


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