酒とアート、飲むと観るでノミルです

描きたい絵とみせる絵

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ここ数ヶ月、次回の展覧会に向けての構想で随分と悩まされていた。

「いま自分が描きたい絵」と、「いままで自分が描いていきた絵」との間に少しギャップがあるからだ。

 

制作テーマをガラリと変えて、今までとは全く違う作品を作るのもいいでしょう。

画家は自分の描きたいものだけ描いていればいいんだ、と思う人もいるかもしれない。

 

 

だけどつい先日、ある方にこのようなことを言われてハッとさせられた。

 

『私は濱野さんのあの青の、ジャングルジムの絵が観たい』

『これは一目見てあなたの絵だとわかる絵だ』

『青の絵が私はあなたの絵では一番印象に残っている』

 

 

先月の展覧会場で「次のあなたの展覧会もぜひ観たい」と言ってくださった人が何人かいる。

その方達が次も観たいと期待しているのはきっと、この『青のジャングルジムの絵』だろう。

だからと言って、求められるがまま同じ絵ばかりを描くつもりは毛頭ない。

それでは観る方も作る方も面白くない。

そういう仕事は、ある程度名の知れた巨匠や大先生と呼ばれるような人がやる仕事だ。

 

 

次回の個展では去年の個展で発表したこの『青の絵』からのテーマを引き継ぎつつ、そこから派生する新たな作品もお観せすることができればと思う。

 

今描きたい絵というのは現段階ではお蔵入りだ。

一人でこっそり制作しよう。

時が満ちればいつか発表したい。

 

 

 

 

 

 

 

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2017-03-27 | Posted in enikki

ライター紹介

濱野 裕理

絵描き。空想家。
Nomiru編集部の紅一点。
DIY(もの作り)好きのアラサー独女。女子らしく流行りのものはいちおうチェックするが、すぐ飽きる。笑顔と裏腹にたまに毒を吐く。最近、梯子酒の楽しさを覚えた。普段物静かだが、お酒を呑むと陽気になる。


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