酒とアート、飲むと観るでノミルです

私がここで絵を描く理由。

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しばらくの間、両親の住む和歌山県の実家に帰っていました。

 

夏は暑いというけれど、和歌山の暑さは京都の暑さとは違ってカラッとしてて清々しく過ごしやすかったです。

 

両親が住むのは和歌山の那智勝浦。京都からは電車で4時間半ほどかかります。笑

海と山に囲まれて、食べ物も空気も抜群に美味しいです。

花や緑がいっぱいで、鳥や虫の声も間近に聞こえて・・・

都会では味わえない景色がいっぱいでいいなぁと思うこともあります。

 

 

よく父は、「都会から離れてこっちに帰って来たらいい。」

「静かで自然がいっぱいのこちらの環境で絵を描いたらいいじゃないか。」と言います。

そして、「その方がいい絵が描ける。」とも。

 

 

たしかに静かな田舎で、自然に囲まれて、大好きな絵を描く、

こんな幸せは他にはないかもしれません。

私が年をとって、おばあちゃんになったら、そういう生活が理想的だと思うのかもしれません。

 

けれど、今の私にはそんな生活が退屈に思えてつまらないのです。

もっと貪欲に、必死にこの現実に食らいつきながら絵を描きたい。

都会の雑踏でもみくちゃになって、疲れて、ヘトヘトになって、心を病むようなことがあっても、それが私の作品を作る原動力になるのだと、どこかでそんな風に思っている自分がいます。

 

逆に、全てにおいて満たされいて、幸せで、平和ボケして、何にも不自由しない・・・ハングリー精神というか、そういう貪欲さがなくなってしまったら、私は作品を作る理由を失ってしまいそうでとても怖いです。

 

 

「今、現在の私だからこそつくれる作品がある。」

 

そう思って、今日もこの場所で私は作り続けるのです。

 

 

 

 

 

 

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2017-07-31 | Posted in enikki

ライター紹介

濱野 裕理

絵描き。空想家。
Nomiru編集部の紅一点。
DIY(もの作り)好きのアラサー独女。女子らしく流行りのものはいちおうチェックするが、すぐ飽きる。笑顔と裏腹にたまに毒を吐く。最近、梯子酒の楽しさを覚えた。普段物静かだが、お酒を呑むと陽気になる。


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